2日目のメインイベントはオフロードのジープツアー。
セドナには似たようなジープツアーがたくさんあります。
有名なのはピンクジープ。
続いてレッドジープ。
ブルーも黒もあります。
でも私が選んだのはGrouponで見つけた黄色いジープ。
ただ単に小川の中を走っている写真があって、それが気持ち良さそうだったから…。
でもこれが。。。
気持ちいいどころか。。。。
ジープツアーはまたしてもトラブルからスタート。
12時の予約のはずだったのに、11時少し過ぎに電話がかかってきて、「11時の予約を過ぎてるぞ、あと15分で来ないとキャンセルしちゃうぜっ!」って。
ええーーーっ!
ちょうど近くのパーキングに着いたとこだったので、ジープのお店までダ〜ッシュ!
そして、黄色いジープのドライバー。。。
Hurry! Hurry!! Hurry!!!!
って。。。
イライラしてる超ドSの頑固オヤジって感じ。
やだなー、こわいな〜。。。
ちょっと乗る前にトイレ行かせてよ〜、とアラフィフ女子達。
何せ出発したら2時間はオフロードだもの、行っとかないと。
「その分ツアーを短くするからなっ!はよ行って来いや!」
って。
じじーーーーっっ!
‥…
ということで、トイレも慌てて済ませ、なんやかんやあって、ツアースタート。
街中をボイントンキャニオン周辺まで走ります。
すれ違った同じ黄色いジープ。
その後方上部にある山の中腹にある岩が、スヌーピーロック。
スヌーピーが横になっているように見えるという。。。
オヤジの名前はBrew。
ニュージャージー出身。
東海岸訛りで何言うてるかようわかりません。
↑オヤジの名刺の写真。
さて、いよいよジープはオフロードに突入!
入ったばかりの頃はまあ、砂利道をガタガタ走っているなーという感じ。
それでも前知識ゼロの私達はジープが揺れる度にキャーキャー、ワーワー大騒ぎ。
ドSのBrewは嬉しそう。。。
煙突の形の岩、チムニーロックやラクダのこぶみたいな岩が見えるとジープは一旦止まり、Brewが一応それなりに説明してくれます。
↑ジープから撮ったチムニーロック。
この辺りはまだハイキングしている人もいっぱいいました。
しかし、激しい揺れで私が頭に乗っけてた眼鏡が車から落ちてしまい、Brewがイライラしながらそれを取りに行ってくれた辺りで人影はなくなり、ジープはどんどん森の中へ。
そして大きな岩がゴロゴロ無数に転がっている超険しいオフロードへと突入して行ったのです!
トイレを待たされ、眼鏡を取りに行かされ、日本語でわーわーわめくアラフィフ女子達へのイライラを解消するかのように、わざと大きな岩を乗り越えて衝撃を与えるBrew!
その度にシートベルトをしていても座席からお尻が30センチくらいジャンプし、背中を背もたれに打ち付けられ、バーをギュッと握っていた拳もブイン!と引きはがされる程の凄まじさ!
ぎゃー!
いたいーっ!
だずげで〜っっっ!
軽めの場所でちょこっと撮れた動画↓
まさに阿鼻叫喚とはこのこと。
私達が叫べば叫ぶ程Brewは上機嫌に。
そして聞いてしまいました。
本場の
ヒィ〜ハァ〜ッッ!!!
揺れに翻弄されながらも、
「ほんまにヒーハーッて言うんやな」
「小杉のギャグかと思ってたわ」
と、なぜか冷静な私達。
しかし、その後は休む暇なくアップダウンするまさに片道1時間の絶叫マシーン。
やっとこさ往路のゴールである森の中の大きな一枚岩の開けた場所に到着!
↑これくらいの岩も乗り越える…。
その周辺に、昔インディアン達が使っていた厩舎があったり、その奥にはお金持ちのゴルフコース付き別荘があったりして、Brewはそれなりに観光案内などもしてくれました。
そして帰路は当然来た道を帰るという…。
それでも多分、大きな岩を避け気味に走ってくれたのか、少し時間が短かった気がします。
オフロードを抜けて、普通の道路に戻ったときは大拍手!
はー、本当に大変だった。
力を抜く暇がなくて疲労困憊だわ、あっちこちにぶつけるわ、シートベルトに締め付けられて青アザできるわ…。
後から聞いたところによると、この黄色いジープはたくさんあるジープツアーの中で最もハードなんだそう。
し、知らなかった。。。
セドナの記事は色々あるけど、ジープツアーのブログとかほとんどないもんねー。
スピリチャル目的の日本人はやらないわ。。。
コースは、ハードとミディアムとモデレートから選べるようです。
…ミディアムって言ったんだけどな…。
ハードは、、、どんななんだろう…。
でも、今思うに、Brewはサービス精神満点のオヤジだったと思います。
だって、なんだかんだ言いましたが、めっちゃ楽しかった!
お若い方、元気なあなたにはオススメ!
私はもう二度とやらないけどねっ!!
A Day in West Tour