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サンタバーバラにワインを飲みに行ってきやした!

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10月31日発行の11月号はワイン特集~ワイン

ということで、コロンバスデーにネタ探しにサンタバーバラに行ってまいりやした。

サンタバーバラはLAから北に約90マイル程いったとこにある、
きれ~でかわゆい街です。

カリフォルニアワインの産地は、州内を大きく3つに分けて、
ナパなどがあるノース、モントレーやこのサンタバーバラのあるセントラル、
そしてテメキュラのあるサウスに分類されます。

で、サンタバーバラは、セントラルコーストの中でも
最も南にあるワインの産地で、観たことないけど、
「サイドウェイズ」 っちゅうワインのお話の映画の舞台になったとこです。

今回はワインをいっぱい飲みたかったので、
20年のアメリカ生活で初のアムトラックに乗ってサンタバーバラへ!

海岸線を走るパシフィックサーフライナーっていう号です。
ノロノロで各駅停車なので、車で行った方がよっぽど早いですが、
サンタバーバラは結構飲酒運転の取り締まりが厳しいという噂で、
ワイナリーの前でパトカーが待ち伏せしているなんて聞いちまったもんで、
アムトラックで行くことに何の迷いもなかったです。

街を越えたらウエスタン映画に出て来そうな岩山、
岩山を越えたら列車ごと飛び込みそうなくらいギリギリの海岸線…。
と、景色を見ているだけで観光気分もぐーんと高まり、
アムトラック万歳って感じでした!

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↑アムトラックの車窓から撮影したベンチュラ辺りの海岸です。

ちゅうわけでのろのろ列車で3時間弱、サンタバーバラに到着しました。

噂に聞くようにとっても小さくて可愛くて綺麗な街!

さっそくシーフードレストランで生ガキなんぞ頂いて、
トリロリーバス(1日チケット$19)に乗って市内をぐるぐる。
途中バス停に買ったばかりのSonyサイバーショットを忘れるという大ハプニングがありましたが、
さすが、観光地!
慌てて戻ったら、ちょこんとバス停のベンチに置いてありました。

日帰りの列車の旅で慌ただしかったため、観光らしきものはこれだけ。
街の自慢の歴史ある裁判所の屋上からサンタバーバラの街を見ました。
やっぱり高級住宅街だけあって、めっちゃくちゃキレイでした!

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↑コートハウスの屋上から見たサンタバーバラ。奥は海です!

さて、メインのワイナリーツアー!
しかし、ほとんどのサンタバーバラのワイナリーは街中から車で40分程行かないとありません。

しかし、さすが、ワインの街、実は街中にもワイナリーやワインテイスティングルームが結構あるのです!

中でも有名なのは、日本でも販売されている、
その名もズバリ「サンタバーバラワイナリー」。
目抜き通りから2ブロック入った所にあります。

結構有名らしく、観光客でにぎわってました。

テイスティングはなななんと6杯で5ドルと超良心的!
さらにテイスティングしたグラスまでくれるのです!

ワインのお味の方は、セントラルコースト、ましてや
街中にあることでちょびっと見下しておりましたが
さすがに人気のあるワイナリーだけあり、
ピノグリジオはほんのり甘くてシャキッとした軽さで喉ごしがよく、
シャドネも程よくドライで飲みやすく私好み。
サンタバーバラを一躍有名にしたピノノワールはかなり辛口。
ワイン通が好みそう。

プレッツェルをくれたり、写真を撮ろうとしたら
空のグラスにもう1杯ついでくれたり、
サービスも満点! 超おすすめです!


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その後、マニシプルワインメーカーというところにも行きましたが、
サンタバーバラワイナリーでこくのあるワインを飲んだせいか、
試飲した5種類が全て水っぽく、さらに超ドライでお口に合わず。

と、ここでもう5時!
帰りの電車は6時59分なので大慌て。
3件目に予定してた桟橋の上のコンウェイズでの試飲はあきらめ、
同じく桟橋の上の、Yelpでまあまあの評価だった「Moby Dick」というシーフードレストランへ。

本当は有名な「シェルフィッシュクラブ」に行きたかったのだけど、
満員で、いつまでも食べれなそうだったので諦めました。

が、これが大正解!
頼んだダンジネスクラブは、LAの蟹屋だったらキングクラブくらいありそうな大きな爪を持ち、
ジューシー、プリプリで肉厚でサイコー!
カクテルシュリンプの海老も、
生ガキも新鮮でめちゃくちゃおいしかった。
さすがサンタバーバラ、シーフードの街!
この蟹と海老とカキだけで「サンタバーバラ最高!」と叫んでしまいやした。

慌ててシーフードを食べたらもう6時半。
桟橋を小走りに走って駅へ!

途中、桟橋から見た宵闇の海に満月が浮かんでとても幻想的で綺麗でした。

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酔っぱらいながら走ったので帰りの電車ではかなり気分悪かったですが、
たった6時間しかいられなかったけど、サンタバーバラ、めっちゃ楽しかったです。

また蟹とカキと海老を食べに行きたいな~。

ちなみに今回の旅は記事にはならなそうなので、こちらに書きました。
もちろん、経費は使っておりません!


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↑サンタバーバラの可愛らしい駅で、お土産のサンタバーバラワイナリーのワインをラッパ飲みする(ふりをする)私。





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